あるブロガーさんに教えていただいた深沢くんの(こらこら・・・)
「言わなければよかったのに日記」を読んだ。
この本に関しては深沢七郎氏のことを深沢くん、と呼びたくなるような
内容のものであった。
ひとことで言うと、まったくためにならない本。
もっとピリッとしたことが書いてあるのかと思っていた。
だって、深沢七郎ですもの。
「生きているのはひまつぶし」と言い放ったお方ですよ。
ところが、ここではイッキに「大丈夫かこの人は」という感じ。
まったくためにならない本・・・
いいですねぇ ニヤリ。
確かに悩んでいるのがバカらしく思えてくる。
そこには何の悟りも説教も教えもない。
読んでて「それでいいのだ」と思えてくるから不思議。
いいわぁ 深沢くん。
ためにならないことばっか書いてるけど、
楽しい!サイコー☆
余談だが、私いわゆる自己啓発系は苦手。
どれだけ立派なことが書かれていても
真正面から来られるとよけてしまう。
自己啓発系を批判するのではなく、単に私の
性格に合わないというだけのこと。
「自分を変えよう」「刺激が欲しい」とか・・・
色々あると思うのだけど、あえて自己啓発本から
ヒントを得るのではなく、本人の意図することなく
書かれた言葉から探り出すほうが好きなんだな。
そこに真実を感じる。