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旅するねこ毛

抗がん剤のこと。

末期ガンの延命治療中ですし、食欲がないのは当然かもしれませんが
この数日食欲不振が続き、心配です。
ちょこちょこ口元へお湯(寒いので人肌程度に温めてます)や
フードを持って行くも食べません 飲みません。

プリンペランを輸液に入れてもらってるんだけどなぁ

それでは足りないのだろうか。
それともそういう問題ではなく、ロムスチンの効果がなく
ガン細胞が与えている影響なのだろうか。
食べたところでガンの栄養源にしかならないから
じーさんが拒否してしまっているのかな。

それとも骨髄抑制が起こっているのだろうか。


色んな考え方がありますので
私の行っていることを虐待だとか人間のエゴである等
思う方もいらっしゃると思います。

実際ブログを通じて、根治しない病気なら・・・と
延命治療をせず、潔く見送った飼い主さんもいらっしゃることを
知りました。
やはりその場合の猫ちゃんの余生はあっという間でした。
動物としての、命を全うするという意味ではそれが普通なのかも知れません。


色々今でも思い悩み苦しんでばかりの情けない飼い主ですが
もう一度やり直せたとしても、やはり抗がん剤治療を
していたと思います。

じーさんにとっては辛い時間もあったかと思いますが
半年に及ぶ闘病の間圧倒的に楽しく、安定していた時間の方が
多かったのです。

一番最初の抗がん剤 Lアスパラギナーゼを投与した際
倒れながらの嘔吐、目が虚ろ、異常行動を繰り返すなどの
症状が見られ、激しく後悔したこともありました。
その時はじーさんの目は何も見ていませんでした。

こんな状態になってまで、無理に生かしたくない、と
思いました。


だけど、そこからは食欲旺盛な時があったり
元気にジャンプしてくれたり、ばーさんと喧嘩したり
いつも通りのじーさんがいたのです。

そうかと思えば、暗く寒い場所に数日こもってしまったり
そんなこともありましたが

色んな後悔はありますが、抗がん剤に踏みきって良かったと
これだけは心から言えます。

後悔というのは抗がん剤治療に入る前に
もっと自分で色々調べて少しでもじーさんが楽になれるよう
勉強しておけばよかったということ。

その一つとして、一番最初に抗がん剤を打ったとき
激しい嘔吐がありました

翌日先生にそのことを話すと
「吐き気止めを打ってあげたらよかったですね」とのこと
とても申し訳なさそうにしていました。

その時「そんなもんがあるなら最初から言うてくれよ!」と
思ったものです。

先生を責めてもしょうがないし、こういうことはネットでも
散々出ている情報なので(抗がん剤投与の際に吐き気止めを注射してもらうなど)
私自身の勉強不足と思うことにしました。
それからですね 毎日毎日ネットで調べものをするようになったのは。


抗がん剤治療については、迷う方も多いかと思います。
結局寛解はできず、教科書通りに終末に近づいていますが
じーさんには抗がん剤、じーさんのプロトコールは非常に
効果があったと思います。

これは個体差あると思います。
先生もおっしゃってましたが、じーさんは副作用があったといえど
さほど嘔吐もなく、下痢もなく、比較的軽かったのです。
中には副作用に耐えられず抗がん剤で命を落とす子もいます。
もしくは体力が持たず、抗がん剤治療を中止する子もいます。
でもじーさんは食欲不振は続きますがコンディションとしては
さほど悪くなく、今のところ安定はしています。

なのであくまでじーさんに対する抗がん剤の印象ですが・・・



じーさんの残された時間を苦痛なく、穏やかに過ごすという
「延命」治療を前提としたQOLは守られたのではないかと
思っています。


うちのじーさんは、本当にすごい猫です。


今日は久しぶりにこんな寝方をしてくれています^^
栄養状態が悪いから毛並みはパサパサです・・・



抗がん剤のこと。_a0091291_11293343.jpg


by tidakapa-apa2006 | 2017-01-07 11:37 | ネコ
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どうせ迷路なら          笑って行こうぜ       

by tidakapa-apa2006
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