旅するねこ毛

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夫が初めて泣きました。

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たーくんとばーさん。
可愛いです。とても可愛い。

先日夫と居酒屋へ行きました。
話題といえば、ばーさんとたーくんの話。
もういつまでだって、ずっとずっとたーくんの話をしていたいです。
あの時こうだったねーなど、話題は尽きません。
なるべく楽しい話をしようと思うけど、どうしても最後は
「たーくんに会いたいなぁ」になってしまいます。

あのモフモフとした体 そして夫が言うには
「太助はいつも食パンのような匂いがした」
その食パンのようないい匂い 
私はずっと太陽のような匂いと思っていたのだけど
なるほど 確かに食パンだ。
本当に太助はどこを嗅いでも食パンのような温かい匂いがしました。

私も夫も太助の食パンが大好きで、
いつもいつも匂いを嗅がせてもらっていました。
癒されるんです。ふわーっと。
あまりにいい匂いすぎて涙が出たこともあります(幸せすぎて)

何度も何度も匂いを嗅ぐ私たちに太助は嫌がることなく
されるがままでじっとしていました。
まるでそれが自分の仕事であるかのように。

ばーさんは、そんな匂いがしません。
そもそも顔を近づけさせてもらえない(笑)
猫によって体臭も違うんですね ばーさんはなんか獣のような匂いがします。


酒を飲みながら、私は言いました。
「たーくんは命を全うしたよね。最後は酔拳みたいになってても
自分でトイレに行ったもんね」

と笑いに持って行くつもりで言ったつもりでした。

酔拳とは・・・ジャッキーチェンの映画で、酔っぱらったような
フラフラした動きに見せかけて相手を油断させ、倒すという映画の話です。

太助が重度の貧血で、水すら取れなくなったときには
既に体はフラフラで、自分で起き上がることもままならぬ状態でした。
それでも、太助はフラフラになりながら起き上がり、でも足がよろけて
倒れてしまう・・・
そんな太助を見ながら夫は「酔拳みたいになっちゃってるじゃん・・・」と
悲しそうに言いました。

私はその時、笑っちゃいけないんだろうけど
その表現がたまらなくおかしく、そしてまさにその通りの動きだったので
笑ってしまったんです(太助ごめんね)

その、酔拳話で、楽しく笑おうと思って話題にしたんですが

ふいに夫がおしぼりで目を押さえました。

泣いているのです。

「やめてくれよ・・・思い出すやん ずっと我慢してたのに。
あいつは本当によく頑張った 最後まで立派だった」と
泣くんです。

今まで、泣きたくても、私が半狂乱になり泣き叫び
モノが食べられなくなり、痩せて(今も痩せたままです)
その後ヘルニアになり・・・
感情の持って行き場がなかったんだと思います。
ずっと、泣けなかったんだと思います。
しばらく、おしぼりで目をおさえ、決して私に涙を見せようとは
しませんでした。


そして、つられて私も泣いてしまい
でも最後には2人で「こんなとこで泣くなよなー」と
泣き笑い。

まだまだ、時間はかかると思いますが、こうして少しづつ
日常を作っていくのだと思います。


太助が生きている頃から(元気なときから)
いつかお別れが来る、とその時を想像しては泣いていましたが
まさか、ここまでとは思っていませんでした。
人によって、お別れをしたあとの過ごし方や気持ちの持って行き方は
それぞれあります。
私はこうなってしまった。
でも、もともとこういう人間なのでしょう。

言葉は乱暴ですが
いないものを追い求めても仕方がない、
いないものにすがっても仕方がない

と思っています。

ただ、日々このぼんやりとした時間を過ごしていくしかないのか
人生長いな・・・と少々げんなりします。

それでも、生きていくしかないのです。

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by tidakapa-apa2006 | 2017-09-21 11:56 | ネコ | Comments(4)

足りない暮らし


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「悲しみを癒すのは時の流れのみ」

身をもって実感しています。
たーくんがこの世からいなくなってから3カ月が経過し、
だんだんと泣く回数も減り食欲もぼちぼち戻ってきました。

どんなことがあっても、生きていかねばならないんだなぁと
そういうことを日々ぼんやりと考えています。

毎朝起きて、たーくんに挨拶して前の晩のご飯を捨て
新しいご飯を入れる。
こんなんも食べてくれるかなーとか話しかけながら。

少し時間を置いてから
(たーくんが食べ終わった頃かな?という頃合いを見計らって)
祭壇を掃除する。
それが私の一日の始まり。

たーくんのいない生活が、3か月を経て当たり前になってきました。

だけど、心が空っぽで、何をしても楽しくなく、何を食べてもおいしくなく
自分が何のために生きているのか、分かりません。
友達には、そろそろ会おうよと連絡をもらいますが、どうしても
人と会う気持ちになれません。

普通に日常を送っているし、毎日ちゃんと生きています。
だけど、足りないんです。
足りない。足りない。足りない。

どうお願いしても、祈っても太助は戻ってこないし
あの子は命を全うしました。
今はお空の上で、虹の橋で、痛い思いもせず、怖い思いもせず
辛い思いもせず、楽しく暮らしていると、信じています。
だから、またこの世で会いたいなどと私が願ってはいけないのです。
そんなつもりも、ありません。(自信ないけど)


ただ、足りないなぁ・・・

と、時々どうしようもなくなるのです。

人間だって、動物だって、出会ったからには必ず別れが来るのは
分かっています。
でも、そんな分かり切った言葉なんかいらない。

ただ、足りないんです。

この、空っぽの、足りない、という思いを
何とかしたいです。

太助は、私にとって特別な猫さんでした。
この先これほど愛せる猫に出会えるかどうか自信がありません。
どの子ももちろん可愛いし、ばーさんだって可愛い。

だけど、それ以上に太助は私のすべてだったんです。

いつまでも、うじうじとすみません。

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by tidakapa-apa2006 | 2017-09-15 14:42 | ネコ | Comments(2)

野良猫を減らしたい

動物と人間の共存は難しい。

そうなれたらいいなと思うけど、人間主体になっているから
なかなかそうもいかないのが現実。

先日、立て続けに2件の猫虐待のニュースが飛び込んできた。
もう猫虐待と入力するのもおぞましいから触れないでおこうかと
思ったのだけど、腹が立ちすぎて心臓がバクバクして大声で
叫びたくなった。

ひとまず、埼玉の52歳の税理については署名をした。
(詳細はネットで調べてください)
厳しい処罰を望みます。

野良猫を見るとほのぼのするけど、こういうやつがいるから
心配なのも事実。

猫世界にとっては不自然で、人間目線のお願いごとだけど
やっぱり野良猫がいなくなった方が今の猫達には幸せなのかも
知れないなと思う。

私がこうして怒っている間にも猫ボランティアさんたちは
あらゆる活動をしてくださっている。

そういう方々のおかげで、私の精神のバランスは保たれている。
自分では何もできないから。

みんなみんな。
幸せでありますように。

動物を虐待する奴は、地獄におちますように。
生きていることが辛いと思えるほどの不幸がおとずれますように。

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by tidakapa-apa2006 | 2017-09-04 10:35 | ネコ | Comments(6)



どうせ迷路なら          笑って行こうぜ       
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