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旅するねこ毛

インドネシア語とAMEDのワルン

夫が数ヶ月前にはじめたインドネシア語。
今年の2月に一緒に行ったバリで「テリマカシー」と「すらまっぱぎ」しか
言えずバリ人と交流をもてなかったことがくやしかったらしく
それから猛勉強を始めた夫。
夫は英語がある程度理解出来るから別にいいんじゃないの?と思うのだけど
現地の言葉を話したいんだってー!
私が投げ出したインドネシアの教材をかたっぱしから読み、
マーカーなんてひいちゃって通勤の電車や寝る前などに
一生懸命勉強している。

結果・・・もともと語学上達の才能あったのかもね。
私よりうまくなってました。
私は何も勉強してないので今はほとんど話せませんから~

たまにインドネシア語で冗談で会話の練習をしているのだが
私は現地の会話で習得したなんちゃってインドネシア語。
夫は教科書で文法の基礎から独学で覚えた派。
そこに大きな違いが。

私の文法の間違いを指摘されるんですねー!
その使い方は違うと思う、と。
正しく言い直されちゃったりして・・・
で、よくよく考えると、夫が正解、だったりして
ちょっとへこむ。

昨日なんて寝る前に何読んでるのかしら、と思ったら
インドネシア語のどらえもんを読んでましたからー!

今では私が聞くことが多くなってすっかり立場逆転。

「大好きなバリで現地の人と会話したい」とただそれだけの
情熱を持って毎日勉強している夫。
わが夫ながらすごいなーと思う。
インドネシアのドラマやNHKラジオでインドネシア語に触れ
日本でもインドネシア語の発音になれていたいから・・・と
何かしら頑張っている。

今じゃ、インドネシアポップスも簡単なものなら辞書なしでも
訳せてるんですよー!
これってすごくないですか ワシには無理。

情熱を持って何かを始めるとこうも効果が出るものなのかと
新鮮な気持ちになった私には・・・
きっと情熱が足らんのだろうなー
上達するどころか、今回の渡バリではほとんど話していない。






今回AMEDに二泊滞在。
泊まったお宿は前回と同じアクアテラス。
予約ナシで飛び込みで行ったのであいていなかったら
違うところへ泊まろうと訪ねると、ラッキーなことに
あいていた。二泊はここに決定。

エアコン付きの素敵なお部屋はRP450,000。
500,000までの予算だったので余裕で宿泊。
そしてここはとにかく食事が最高においしいので
それだけでお得な気分になれるんである。

到着翌日。
朝食を終えて、まったりしているとスタッフがやってきて
「散歩に行くんだったらバイクで案内するから」と言ってくれる。
その時はまだ部屋でまったりしたい時間だったので
ひとまずお礼を言い、まずは部屋でまったりするから
散歩の時はお願いします、と答えて部屋でまった~り。

時間は10時。
なんだか天気もいいし、部屋でまったりするのが
惜しくなってきた私は散歩に出ることにする。
降りてちらっと見たがスタッフが見当たらない。

まぁいいや、どうせ歩きたかったし・・・

これが間違いの元。

てくてく歩く・・・果てしなく歩くつもりだったが
あ、暑い・・・
顔が焼けるようにじりじり痛くなるくらい暑い。

でもこの時の私はまだ元気。

牛さーん!元気ですかー!なんて
少女っぽく声なんかかけてみちゃったりして。(ウソですよ)

インドネシア語とAMEDのワルン_a0091291_10491590.jpg


しかし・・・歩くにつれて・・・

なんだか様子が変だ この暑さはおかしい・・・
なぜ・・とひたすら歩くが、木陰が全くない。
炎天下 直射日光にガシガシやられ意識もうろうとしながら
歩く。喉が渇いたよ~ぅ。暑いよ~ぅ。

こういうときに限って誰も声をかけてこない・・・
誰か乗せてくれ・・・ってか暑い・・・

さすがにこれはヤバイかも・・・と思った私は
そうだ、タイチョのところで涼ませてもらおう、と
タイチョを求めてヨロヨロしながら到着。

「タイチョ~!タイチョ~」

ドアはあいているのに、人がいない。

ううっ(泣)
実はこのとき、本当にどこにも日陰がなくて
暑さで気も弱っており、泣きそうになっていた。
しばしタイチョ宅の前でボーゼンとしていると
隣家のバリ人が不審げに見ているので
泥棒と間違えられたらかなわん、と退散。
(この日何度もタイチョんち行く前に電話したのだけど
電波が悪くつながらなかったのさ~)

途方に暮れ、とぼとぼ宿に戻ろうと歩くが
やはり暑い。

これほど暑いというのをバリで体験したのは
初めてじゃなかろうか。
暑さに強い私が、倒れそうになったくらいなので。

ああ・・・レストランは見えるけど階段があって
中がどんな感じか見えない 高かったらイヤだし・・・
入れない・・・とうろうろする。

でもこのままじゃ間違いなく、倒れるだろう、と思って
そのへんに座り込もうとしたら!

行きでは気がつかなかったワルン発見。

WARUNG KETUT
インドネシア語とAMEDのワルン_a0091291_10494778.jpg


しかし、掃除している最中であった。
お願い 休ませて・・・

様子を見ようとゆ~っくり歩くと掃除をしていたに~ちゃんが
笑顔で「ハロー!」と声をかけてくれた。
妙なヤツだったら、警戒するのだがそのにーちゃんは
とても感じが良くて、店はまだ準備中なのはわかっていたが
「ここで休憩させて欲しい 暑くて喉が渇いた」というと
どうぞ^^と優しく受け入れてくれた。。

そして一気にスプライトを2本飲む。

散歩の疲れをとるべく休憩していると
に~ちゃんがそちらの椅子に座っても良いですか?と
声をかけてきた。

バリに限らずどこでもかも知れないけど・・・
バリではけっこうこういう風に客や(バリ人ね)
店のスタッフに座ってもいい?と声をかけられることが多い。
私はそんなのいやなので基本「NO!」と断ることにしている(笑)
ゆっくりしたいのよ~一人で。

そのに~ちゃんはとても感じが良かったし
私はこの炎天下の中歩いて宿に戻る気も体力もなかったので
話し相手になってもらおうと、どうぞ~と座っていただくことにした。

彼の名前はクトゥ
このワルンのオーナーですね。
3月に行ったときにはこのワルンはなかったのでいつできたのかと
たずねると二ヶ月前にできたとのこと。
まだ完成ではないらしい。

店内はこんな感じ。

インドネシア語とAMEDのワルン_a0091291_10502781.jpg


彼は英語が堪能で英語で話しかけてくるのだけど
ワシは英語ができん。
ということでインドネシア語で色々話す。

話していると
アパさ~ん!とバイクでやってきた女子が!

タイチョ~!!!!

タイチョは私を探しにアクアテラスに行ってくれたのだが
私が不在で、もしかして行く途中にあのワルンにいた
日本人らしき女子はアパさんだったのでは?と戻ってきてくれたのだ。

久々の再会を喜び合う(ウブドで何日か前に会ってたちゅうねん)

私はビールを追加し、タイチョはレモンジュース(だっけか?)と
クトゥくんおすすめのカレーを注文。

インドネシア語とAMEDのワルン_a0091291_1052458.jpg


味は、普通においしかった。
AMEDのレストランは私には敷居が高く入りにくい店が多いので
このワルンは値段も手ごろで、AMED滞在時にはお世話になるだろうと思う。

気になるメニューはこちらから。(クリックで大きくなります)

インドネシア語とAMEDのワルン_a0091291_10524317.jpg


だらだらと日記のように書きましたが、ま、旅の記録ということで。

ここのに~ちゃんはこんなにナイスな好青年でした。
タイチョとも言っていたのですが、このままナイスな好青年でいて欲しいなー!
と切に願うのでありました。

インドネシア語とAMEDのワルン_a0091291_11113823.jpg


最後に写真を撮らせてもらうと
「ありがとう(撮ってくれて)」とお礼を言ってくれたのが
印象的でした。お礼を言うのはこっちのほうなのにー!
by tidakapa-apa2006 | 2009-11-26 11:13 | バリ・インドネシア
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どうせ迷路なら          笑って行こうぜ       

by tidakapa-apa2006
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