バリから帰って二ヶ月が経過した。
この二ヶ月・・・もうバリに戻りたくて戻りたくて
気がつきゃバリのことばかり考えている私にとって
半年程の長さに感じるが、まだたったの二ヶ月しか経過して
いなかったのか、と知って愕然とする。
我慢するってつらいなぁ
昨日も夫と焼き鳥を食べに行き、バリの話ばかりしていた。
夫もバリは好きなのでそのよさは理解してもらっているが
私のように頻繁に行って、それでもなおかつまだ行きたいと
渇望する私は理解できないのだそう。
一年に一回行けたらそれでいいじゃないか、と
よく言われる。
確かにそう思う。分かっているのだけど喉が渇くのを
我慢できないように、バリに対する思いもそうなのだから
これはもう仕方がないことで。
はぁ・・・何度思ったことだろう。
バリを嫌いになれたら・・・いや、せめてタイや韓国に対する思いくらいの
気持ちになれたら・・・(またいつか行けたらいいな)
そうだったら何て楽なんだろうな。
バリに行くと待っててくれる誰かがいる。
バリに戻る理由もその一つかな。
友達で憎たらしいくらいクールで失礼なやつがいる
そしてエロ。
あまりに暴言を吐くので、私も彼に関してはもう
「そこまで言う?」くらいの勢いで言い合いもする。
日本語が堪能な彼は、こっちが驚くほどの日本語で
話しかけてくる。
ある日バイクで二人乗りしているときに彼が言う。
「アパはバイク自分で乗ったことある?」
「ん~ないな~ ってか聞こえにくいし話しかけないでくれる?」←失礼か!
彼はそんなこと言われても全く気にせず続ける。
「車は?」
「乗れない」
「今まで何に乗ったことがあるの?」
「ん~・・・自転車かなぁ」
「ふ~ん・・・それだけ?」
「そうやな 今のところそれだけやな」
「自転車以外もあるんじゃないの?」
「ん~ないなー・・・」
「乗ったことあるのはホントにそれだけ?」
・・・ここでぴんと来た私は望みどおりの答えを出してやった。
「ああ、あった あとは男かな」
「やった~!!!アリガトー♪」
「これ、言って欲しかったんやろ?」
「そうそう♪」
こんな会話を普通に出来るのはきっと彼だけだろうな。
しかしここで注目したいのはこの高度な会話(そうか?)を
出来るくらい彼は日本語が堪能だということ。
乗るという言葉でそこまで連想できるなんて、すごいな~と。
もうまったく日本人の発想じゃん。
うむ。
あ~バリ行きたいな~